ビギナーズラックを利用する

2011.04.17

ビギナーズラックというのは確実にある。わけもわからず初めて買った馬券が当たってしまい、思わぬボーナスに躍り上がった経験のある人は多いはずだ。そんないい思いは滅多にできないことだとは知らずに…。

ギャンブルと聞くと、眉をひそめる女性は多い。そんな人に「騙されたと思って、一度ついてきてよ」と競馬場に誘うと、ほとんどの人は競馬へのイメージが変わったと口にする。来た時より、財布が膨らんでいたりしたらなおさらだ。

府中競馬正門前駅から東京競馬場の入り口に向かって歩道橋を歩いていると、左手に白い煙がもくもくと昇っているのが見える。私がそっちを指差して、「あれはね、レース中にケガで死んでしまったお馬さんを焼いているんだ」と言うと、「そうなんだ…」と神妙そうな顔になる子もいれば、訝しげに「またぁ~」と言う子もいて、自分がどんな人間と思われているかわかって面白い。

彼女たちが勝ち馬を選ぶポイントは、だいたい次のようなものである。

1)馬の目がかわいい
2)名前が好き
3)枠の色(桃色とか)が好き
4)着ている服(勝負服やメンコ)が好き

そんなんで当たれば苦労しないよ、と思うのだが、これが当たってしまうから不思議だ。おまけに自分はハズレ馬券を握っていたりして、前日に予想に費やしたあの時間はなんだったのかと馬鹿らしくなる。

馬券が当たらずにスランプに陥っている人は、こんど競馬をやったことのない女の子を連れて競馬場に行くことをお勧めする。

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