道悪と脚質の関係

2011.04.03

重馬場や不良の芝という極端な道悪の競馬は、おおむね良馬場のレースよりも予想は難しくなると言えるだろう。道悪になるとバランスを崩してノメったりする、いわゆる“道悪下手”な馬がいたりするからだ。

その逆に道悪上手な馬もいて、“あの馬には水かきがついている”などと冗談で言われることがある。中には、良馬場のレースではまったくお呼びでないのに、重馬場や不良の芝になると突然好走する馬もいたりする。この手は持ち時計がない馬で、比較的道悪を苦にしないタイプであることが多い。道悪ではどんな馬でも良馬場のとき以上に速く走ることはできないので、必然的に時計がかかるようになり、こうした馬にも出番が回ってくるということだ。このタイプは普段は成績が振るわないことが多いので、覚えておくと、道悪のレースのときに簡単に美味しい馬券をとることができる。日頃からチェックしておくことをおすすめする。

では、道悪が上手な馬とは、どんなタイプなのか。

まず、逃げ馬や先行馬は道悪が上手いと言われている。このタイプは、歩幅が狭いピッチ走法でダッシュを効かせ、他馬より先に行く力がある。その走り方が道悪の影響を受けにくいと考えられている。

反対に、差し・追い込みの馬は跳びの大きい馬が多く、下がゆるい馬場ではフォームを崩してバタバタの走りになってしまいがちだ。最後の3ハロンで発揮される持ち前の切れ味も、馬場に殺がれて不発というケースが大半だろう。また、前を走る馬の泥が飛んできたり、いつもより前が壁になる確率も高くなるのもマイナスと言える。

道悪競馬では、逃げ・先行馬を軸に予想を立てたほうが無難である。

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