道悪の巧拙の見分け方

2011.05.27

芝の道悪レースの予想では、単純に馬の力量を比較するのは必ずしも適切ではない。馬によっては、極端に道悪の馬場を苦手とするからだ。道悪の巧拙は、おもにその馬の走り方に起因する。大跳びの馬で、いわゆる跳びきれいな馬は道悪ではバランスを崩していまうことが多い。

過去には、シンザンを父とする産駒にこの傾向が多く見られた。同馬の代表産駒であるミホシンザンは、GI3勝2着1回3着3回という実力馬だったが、生涯2回だけ着外(セントライト記念5着、日経賞6着)を経験していおり、そのどちらもが不良馬場と重馬場という道悪競馬だった。

その馬が道悪を苦手としているか、または得意なのかは過去の道悪の実績をみる以外に、ダート実績から推測できることがある。芝はもちろんダートでも勝ち星がある馬は、たとえ人気薄でも他馬が道悪でもがいているのを尻目に好走することがある。おそらく、ダート馬特有のかきこむような走り方が、道悪に適しているのだろう。

逆に、ダートの道悪競馬の場合にも、芝の実績をみることをすすめたい。重馬場のダートで足抜きが良くなると、時計が速くなるため、芝のレースにも対応できるスピードが必要になるからだ。だから、ダートの道悪競馬では、荒れるよりもむしろ力関係通りの結果に収まることが多い。ただし、水が浮いてバシャバシャの道悪になった場合には、逆に時計がかかるケースもあるので注意が必要だ。そのときの道悪馬場がどちらのタイプなのか、前のレースタイムを参考に判断したい。

関連記事

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ