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同じレースを好走する馬
2011.05.31近走不振を囲っていても、特定のレースだけ続けて好走する馬がいる。2005年、2006年、2007年と函館記念を3連覇したエリモハリアーはその代表的な例だろう。しかも、それぞれ6番人気、1番人気、7番人気でのものであるから、単にこの馬が強かったという理由では片付けられないのは明白だ。
GIII函館記念は、函館競馬場の洋芝のなせるわざか、特にその傾向が強いレースだ。同馬以外にも、2000年1着、2001年2着のクラフトマンシップや、97年3着、98年1着のパルブライトなどが近走の成績にかかわらず同レースでは好走している。
98年のパルブライトをみると、函館記念の前3走は7着・12着・9着とまったくみるところがない。トップとの着差も1.6秒、2.3秒、1.3秒と散々である。なのに、勝ってしまうのだから不思議だ。同重賞がハンデ戦であるため、斤量差を利して好走するケースは考えられるが、それにしてもこれだけ負けていると買い目に加えるのは躊躇する。
私はこのレースを9番人気だった同馬を軸に買っていた。理由は、1)前年で3着していること、2)斤量が昨年より1キロ減であること、である。たったそれだけの理由でと思われるかもしれないが、私には十分すぎる根拠である。相手本線は5番人気のサクラエキスパートを指名。同馬はGIII愛知杯の勝ち馬で、前走1番人気で9着に敗れているが、着差は0.4秒でしかなく、しかも負けたことで斤量も1キロ減っている。ここは巻き返し可能だと判断した。結果、馬連17,950円を、ちょっと言えないくらいの金額を買ってゲットした。
前年、同レースを好走した馬は、近走が不振でも黙って消すことがないよう注意したい。






