一流騎手の条件

2011.09.10

一流騎手の条件とはなんであろう。毎年リーディング上位争いに絡むことのできる騎手こそが、一見一流騎手と思われがちだが、この考え方は微妙に間違っている。実際には一流騎手の条件とは、年間を通して高い勝率を上げている事こそが一流騎手の条件である。具体的には勝率1割以上がこの条件に該当し、年間を通して10回の騎乗中1回は勝利するという、安定した勝率を確保する事がこの一流騎手の条件となってくる。

2010年のリーディングを例に見てみると、上位11位までは全て勝率1割以上を達成しているが、12位以下は勝利数こそ多いものの、勝率は1割に満たない騎手も多く存在してくる。例えば関西を例に取ると、和田・幸・浜中・池添・藤岡の5人はいずれも60勝以上を挙げているが、勝率は1割に満たない。対照的に安勝・四位・武などは勝利数こそ、ランク10入りを逃しているものの、勝率は1割を超えている。安勝・四位・武が一流騎手と呼ばれる由縁はやはりこの勝率が抜けているからだ。
夏競馬が終わる頃になると勝率も一定の数値で落ち着きを見せ、ある程度騎手の勝率が見えてくるようになる。ここで例年より勝率を落としている騎手は、明らかにスランプに陥っており、また夏競馬を通して勝率を上げた騎手は、秋になると勝率が下降するなど、勝率という点で騎手を見てみると、様々な点に気付くことが可能になってくるため、騎手のレベルを見抜く方法として騎手の勝率のチェックは常に行っておきたい。

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